2018年リップルニュースのまとめ

仮想通貨リップルは世界の5大送金業者のうち3つがXRPを使用することを発表しました。Western UnionやMoneyGramという国際送金サービスを行っている企業はリップルのシステムを使いテストを重ねています。

xRapidとは

ここで「xRapid」ということばを覚えてほしいのだが、xRapidとは主に発展途上国に対して行う低コストでの送金ネットワークの計画です。Rapidの言葉の通り「速く」がテーマになっています。主にアジアがターゲットですのでタイ、ベトナム、インド、マレーシア、シンガポールなどはいつ導入してもおかしくはないでしょう。

最近のニュース

2018年2月1日にリップルはクレジットカード会社のアメックスと提携しました。また仮想通貨決済のみの高級店、クリプト・エンポリウムでリップルが決済に追加されたようです。それらしきサイトが見つかりませんでしたが、実際にあればXRPの需要はかなり高くなるでしょう。また3月にはアフリカやシンガポールでのカンファレンス(公聴会)も予定されており、リップルのネットワークシステムの認知は、かつてインターネットが普及したスピードのように広がりを見せています。

またリップルはブロックチェーンをビットコインより分散化させるという数年振りのアップデートについても論文を出しました。中央集権と叩かれ続けていたリップルの反撃は始まったばかりです。

リップルとは?について再調査しましたで

概要

リップルは仮想通貨XRP(便宜上リップルコインとします)の送金システムに用いられる決済プロトコルの名称です。リップルという方法で決済される仮想通貨がXRP、つまりリップルコインです。そのため、リップル自体は仮想通貨ではなく、決済のやり取りを円滑に行うためにつくられた仕組みでしかありません。その最大の特徴は、相手がどのような通貨を望んでいるのかに関わらず、「必要な価値」の受け渡しを可能にするシステムを構築していることです。XRPはドルや円、仮想通貨などのあらゆる通貨の中継点に位置し、いわば銀行の役割をはたします。また、XRPは送金速度に優れ、送金は数秒で終了します。リップルはビットコインの「送金に時間がかかる」という欠点を補うために開発されたとも言われています。

仕組み

ビットコインが取引記録をブロック単位にまとめた「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みで行われているのに対して、リップルでの承認作業はプルーフオブコンセンサスという仕組みで行われています。ブロックチェーンの場合は分散されたネットワークで、ユーザー同士がお互いに監視することで信頼性を確保します。しかし、ブロックチェーンの仕組みでは利用する人口と、取引量が増えれば増えるほど、ネットワークが重たくなってしまうというデメリットが存在します。プルーフオブコンセンサスでは、一定の信頼できる承認者(UNLとも呼ばれる)によってネットワークが管理されます。ただし、だれもが承認者になれるわけではなく、基本的には各金融機関がその役割を担い、信頼性を保っています。ビットコインのように広大なネットワークを必要としないため、決済時間が数秒で完了するというメリットを持ちます。

将来性

リップルを用いたXRPの仮想通貨としての将来性は高く、さらなる価値の上昇が期待されています。リップルは世界的IT企業であるGoogleが出資者として名乗りを上げたことでも有名です。また、大手金融企業のSBIとも関係が深く、11%もの多額の出資を受けています。仮想通貨の種類は、なおも増え続け、その数は1500種類以上にものぼります。その中でリップルは、世界的大企業にも支持され、XRPも常に上位を推移しています。その後もリップル社の技術は多くの金融機関から注目を集め、100社以上と提携しています。信頼が最も重要視される金融機関からも強い支持を集めているのは、将来性が高いことの表れです。商社や製造業といった一般事業企業にも広がる可能性を秘めています。

仮想通貨リップルはとても興味深い。銀行が潰れる?

リップルとは

リップルは世界中の決済手段や為替のシステムを全て繋げる計画があります。今はまだ大手銀行との提携で準備をすすめていますが、未来には取引がもっと簡単になる時代が来ます。日本国内では三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、住信SBIなどメガバンクと提携済みでSBIリップルアジアというグループも設立されています。

タイトルで銀行が潰れると言いましたが、完全に潰れるわけではありません。リップルとしては銀行という信用は上手く利用したいのです。いかにブロックチェーンが優れているとはいえ、世界中の人がその知識を知るわけではありません。リップルはあくまで自社のシステムを銀行に売れればよいので、その利益で経営は成り立ちます。

これからの銀行、リップルの影響は?

銀行は人数を削減し、店舗も縮小します。ニュースでは銀行員の転職まで報道されました。ブロックチェーンはとても素晴らしい技術ですが、ロボットのように雇用を奪ってしまいます。ある程度は止めようがないことですが、人を切らずに何か別事業に踏み切る努力をしてリストラを避けてもらいたいものです。あと10年もすれば、町から銀行が見えなくなる日が来るかもしれません。現にネットバンクは店舗をほとんど置くことなく営業をしています。どの業態もそうですが、窓口や何かを保存しておくということは維持費がかかります。人件費はいとも簡単に削りやすいので、不景気になるたびリストラは繰り返されてきました。決していいことばかりではありません。